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講師リレーインタビュー

生きたビジネス英語解説講座 Vol.11

March 1, 2012

こんにちは。純国産同時通訳者、小熊弥生です。

 

前回は主張という表現をopinionだけでなくargument, position, see where you are coming fromと言った様々な表現で訳し分けしてみました。

 

今回も交渉で使える表現です。

 

「社内の説得材料として必要なので、どれぐらいの会社がこの契約条件で締結してるのかを教えていただけませんか?」

 

さぁ皆さんだったらどのように訳しますか?

 

説得材料ってなんて言うんだろうと思ってしまいますか?

そうなった時には、要するにこれって簡単に言うと何だろうと考えましょう。

 

「経営陣を説得するために」で同じことが伝わりますよね?

 

一文で伝える必要もありませんし、かえって分かりにくくなりますから、二文で書いてみましょう。

 

「何社がこの契約条件で締結しているか教えてください。社内を説得するために必要です。」

 

これだったらさっきの日本語よりも簡単そうではないですか?

 

“How many companies have concluded this contract with you under the same terms and conditions? We need to know this to convince our management.”

 

ということで、まず通訳者の常套手段でもある日本語で自分が知ってる表現で伝えられる文にシンプル化するというプロセスです。

 

同通だとしたら、前から訳していく必要があるので、さらに3文にすることもできますね。

We need to convince our management. So how many companies accepted the same terms and condition? Could you please share that with us?

 

と短い分かりやすい分にきってあげると、聞いてる側も解釈にかける時間を節約できるので良いかもしれません。

 

皆さんも言葉に詰まったら自分の知ってる表現だけで伝えられるレベルまで自分の日本語のメッセージをシンプルにしてみましょう!

 

Simple is the bestという表現もありますからね。

 

第11回目はここまでです。

読んでくださってありがとうございました。

 

次回も交渉に関する表現を説明していきます。

 

どうぞお楽しみに。

 

 

 

(文責:小熊弥生)

 

小熊弥生プロフィール

同時通訳者、バイリンガルMC、英語セミナー講師。

1971年生。1991年実践女子短期大学国文科卒業、2004年早稲田大学社会科学部卒業。

短大卒業後、英検4級、TOEIC280点と“平均以下”からスタートし、通訳者を目指す。

半年後にTOEIC805点を取得して大手英会話学校講師に。

その後、TOEIC950点、英検1級、通訳検定2級を取得し、短大卒業から3年半で通訳者デビューを果たす。

 

現在はフリーの同時通訳者として、主にビジネスシーンを中心に活躍。数々のイベントでも通訳をつとめる。

自身の経験をベースにした「英語モチベーションアップセミナー」では一人ひとりの目的に合った効果的な学習プログラム作りを指南。

2010年7月からは『世界衝撃映像社』(フジテレビ)へのレギュラー出演を果たす。

著書:『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)、

『英語がおもしろくてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(中経出版)

 

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