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講師リレーインタビュー

生きたビジネス英語解説講座 Vol.10

February 1, 2012

こんにちは。純国産同時通訳者、小熊弥生です。

 

前回は相手の提案に対抗して提示する案、反対提案はcounterproposalであることを説明いたしました。

 

今回も交渉で使える表現です。

 

「御社の主張は分かりましたが合意はいたしません。」

 

さぁ皆さんだったらどのように訳しますか?

 

“We understand your opinion but do not agree with it.”

と文字通り訳しますか?

 

ここでのキーワードは主張です。

そう、主張は一般的にはopinion=意見となりますが、交渉の場合であれば、会社の見解、立場となり、positionとしたほうがいい訳の場合が多いです。

 

ですから、”We understand your position but do not agree with it.”となります。

 

opinionは物事に対する一般的な見方ですから、意見となってしまい、交渉の際には、交渉の 場(discussion table)でどういう立場をとっているのかを見せていき、最初は一直線上の両端 (position)にそれぞれ陣取っている両者が、交渉の中で、中間点を模索し、合意する=meeting half wayというのが交渉の基本の流れです。お互いに合意した状態をmutually agreedと言います。

 

ですから、御社の主張の立ち位置はどこかというニュアンスなのでpositionという言い方になるのですね。

 

辞書で「主張」と調べるとargumentという言葉も出てきます。

 

これはどちらかというとargueする動詞から考えて、もう少し「私はこうだと言っているのです」という主張になります。

 

会社としての主張している見解を述べている場合でも使うことができます。

Your argument is valid.

(御社のご主張はごもっともです。)

 

We see where you are coming from.

という表現もよくアメリカ人から聞きますね。

直訳すれば、「どこから来ているか分かります。」

これでは意味がわからないですよね。

これは、「どうしてそういう主張をするのかは分かりますよ」という意味です。

 

是非、次回の交渉の場で使ってみてください!

 

第10回目はここまでです。

読んでくださってありがとうございました。

 

次回も交渉に関する表現を説明していきます。

 

どうぞお楽しみに。

 

 

 

(文責:小熊弥生)

 

小熊弥生プロフィール

同時通訳者、バイリンガルMC、英語セミナー講師。

1971年生。1991年実践女子短期大学国文科卒業、2004年早稲田大学社会科学部卒業。

短大卒業後、英検4級、TOEIC280点と“平均以下”からスタートし、通訳者を目指す。

半年後にTOEIC805点を取得して大手英会話学校講師に。

その後、TOEIC950点、英検1級、通訳検定2級を取得し、短大卒業から3年半で通訳者デビューを果たす。

 

現在はフリーの同時通訳者として、主にビジネスシーンを中心に活躍。数々のイベントでも通訳をつとめる。

自身の経験をベースにした「英語モチベーションアップセミナー」では一人ひとりの目的に合った効果的な学習プログラム作りを指南。

2010年7月からは『世界衝撃映像社』(フジテレビ)へのレギュラー出演を果たす。

著書:『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)、

『英語がおもしろくてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(中経出版)

 

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