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講師リレーインタビュー

生きたビジネス英語解説講座 Vol.5

September 1, 2011

こんにちは。純国産同時通訳者、小熊弥生です。

 

前回はプレゼンテーションを始める際に使える表現walk you throughを学びましたね。

第五回目で取り上げるのはプレゼンテーションに関連する表現の続きです。

 

「時間の関係上、駆け足になりますがご了承ください」

 

ビジネスの場面では時間がないのが恒常的ですから、駆け足になることも少なくないかと思います。

さぁ皆さんだったらどのように訳しますか?

 

駆け足だからといって、その日本語にこだわってしまうと英語が詰まってしまうかもしれません。

 

ですから、こういう表現を英語で伝えたい時には、一度訳しやすい日本語に直しましょう。

 

「時間があまりないので、急いでスライドを話させてください。」

 

“We don’t have much time so let me quickly go through the slides”

と言う方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

もちろん、正解は1つではありません。

 

IT業界で長く通訳しているので、私だったら、こう訳すでしょう。

”In the interest of time, I will just hit (upon) highlights.”

「時間のことを考え、ハイライトした要点だけ伝えます。」

highlightは蛍光ペンを引くところ、強調したい要点だけをHitする、すなわちかいつまんで話すということです。

Uponが入ると、少し堅くなります。Hitはcoverでも構いません。

 

他にもよく使われる表現としてhigh levelを使うものもあります。

“As the time is limited, my presentation will be just at a high level.”

「時間に限りがありますから、私のプレゼンは概要になります。」

high levelは文字通り、上のレベルですから、プレゼンを上の方から俯瞰して見てるような状態、すなわち概要をさします。

これもどちらかというとhigh level design(全体設計)、low level design(詳細設計)という表現を多用するIT系によく出てくる表現です。

 

To save time, let me just go over the outlines.

「時間を節約するために、概要だけ話しましょう。」

といっても、言いたいことは伝わりますね。

 

今日のポイントは難しい日本語の表現をそのまま英訳しようとしてつまる時には、伝えたいポイントを整理して、訳しやすい日本語に置きかえてから、自分の知ってる英語で伝える方法もありますということでした。

 

第五回目はここまでです。

読んでくださってありがとうございました。

 

次回もpresentationに関連する使える表現を説明していきます。

 

お楽しみに。

 

 

 

(文責:小熊弥生)

 

小熊弥生プロフィール

同時通訳者、バイリンガルMC、英語セミナー講師。

1971年生。1991年実践女子短期大学国文科卒業、2004年早稲田大学社会科学部卒業。

短大卒業後、英検4級、TOEIC280点と“平均以下”からスタートし、通訳者を目指す。

半年後にTOEIC805点を取得して大手英会話学校講師に。

その後、TOEIC950点、英検1級、通訳検定2級を取得し、短大卒業から3年半で通訳者デビューを果たす。

 

現在はフリーの同時通訳者として、主にビジネスシーンを中心に活躍。数々のイベントでも通訳をつとめる。

自身の経験をベースにした「英語モチベーションアップセミナー」では一人ひとりの目的に合った効果的な学習プログラム作りを指南。

2010年7月からは『世界衝撃映像社』(フジテレビ)へのレギュラー出演を果たす。

著書:『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』(幻冬舎)、

『英語がおもしろくてとまらなくなる感動のマスターマップ勉強法』(中経出版)

 

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